山 行 報 告
2011/9/26〜28   北ア・霞沢岳     メンバ:駒崎、新村、加藤、根来 記録:新村


岩魚留小屋 徳本峠からの眺め 徳本峠小屋 K1より望むK2と霞沢岳 霞沢岳頂上にて
穂高連峰 乗鞍岳と御岳山 コケモモ 苔におりた霜 小梨平のテン場



【コースタイム】

9月26日(月)
安曇支所(5:30)…(7:15)二俣(7:20)…(9:20)岩魚留小屋(9:40)…水場(12:00)…徳本峠(12:55)

9月27日(火)
徳本峠(5:15)…最低鞍部(6:30)…K1 (8:05)…(8:25)霞沢岳(8:50)…(11:55)徳本峠(12:20)…(13:40)明神(13:45)…小梨平キャンプ場(14:50)

9月28日(水)
小梨平キャンプ場(8:40)…河童橋(9:00)…上高地バス停(9:10)




【記 録】

9月26日(月)前夜発
 集合時間の書き方が悪く、次の日と勘違いしていた根来さんから25日夕方確認の電話が入る。大慌てで準備してもらい無事集合場所に到着。一路長野に向かう。

 暗いうちに安曇支所付近に着くが、支所がどこかわからない。車から降りて足で探すと、国道沿いに大きな建物を発見。電話で許可をとったので、駐車場に車を置かせてもらう。明るくなると同時に徳本峠目指して出発。ウエストンが歩いたという古道をたどる。

 途中、地元の人らしき釣り人がいて、根来さんが話かけてみる。みつけたきのこは食べられるとのこと。平茸と一緒に持って行く。台風の影響で橋が流されていると聞いたが、杖などを利用し飛び石を渡りながら進んでいくと、靴を脱いでの渡渉はしないで済んだ。

 力水と思われる最後の水場で水をくみ、急坂をゆっくりと上がる。駒崎さんは4人分の食糧も持っていたのに、10L もの水を担ぎあげてくれた。徳本峠小屋ではビールで乾杯。テントは他に2張り。チタンコッフェルで焦がした米の代わりに翌日のスパゲティを夕飯にいただく。

 夕陽に映える穂高連峰を胸におさめて就寝。
 
9月27日(火)
 峠からは西に向かって樹林帯を進む。ジャンクションピークや小湿地を経て浮き石の多い稜線に出る。

 K1あたりに来ると、しらたまやこけももの実がたくさんなっている。根来さんに教えてもらい、初めて食べてみた。しらたまはメントールの味でこけももは甘酸っぱい。霜が降りた苔は太陽に照らされ透きとおるように光っていた。

 K2登頂を経て霞沢岳山頂へ。快晴のもと、穂高連峰をバックに写真を撮る。積雪期は急な稜線の下降にザイルが必要だろうと思いをめぐらしながら小屋を目指して下る。小屋に到着後ビールで一本とり小草平へ向かう。

 平日でも明神には人がいっぱい。小草平のキャンプ場では岳沢をバックにベンチで宴会。テン場代は一人700円だが、ごみ箱あり暖房便座ありで快適。ビールも安い。

9月28日(水)

 ビジターセンターをのぞき観光客に混ざって河童橋で写真を撮る。竜島温泉につかってお腹を満たしてから横浜へ帰った。